Windows 11 日本語環境で「terminal」と打って Windows Terminal を起動できるようにしてみた Windows 11 日本語環境で「terminal」と打って Windows Terminal を起動できるようにしてみた
はじめに
Windows 11 を日本語環境で使っていると、Windows キー → terminal と入力しても Windows Terminal が出てこない。代わりに ターミナル と入力する必要があります。
これは、Microsoft Store アプリの表示名がシステムの言語設定に従ってローカライズされるためです。日本語環境では「Windows ターミナル」として登録されているため、英語の “terminal” ではヒットしません。
毎回「ターミナル」と日本語入力に切り替えるのが地味にストレスだったので、英語のまま検索できるよう設定しました。
解決方法
方法 1:スタートメニューにショートカットを追加する(おすすめ)
Windows Search は %APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\ 以下のショートカット名をインデックスします。ここに英語名のショートカットを置くだけで “terminal” でヒットするようになります。
1. スタートメニューの Programs フォルダを開く
Win + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、以下を入力して OK:
%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
2. Windows Terminal の実行ファイルのパスを確認する
Windows Terminal(ストアアプリ版)の実行ファイルは通常ここにあります:
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\WindowsApps\wt.exe
Win + R → %LOCALAPPDATA%\Microsoft\WindowsApps\wt.exe と入力して Enter を押し、Windows Terminal が起動すれば OK です。
3. ショートカットを作成する
先ほど開いた Programs フォルダ内で右クリック → 「新規作成」→「ショートカット」。
場所の入力欄に以下を入力:
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\WindowsApps\wt.exe
名前の入力欄に Windows Terminal と入力して完了。
ショートカット名に “terminal” が含まれていれば、部分一致でヒットします。
terminalやwtなど好きな名前でも OK です。
4. 動作確認
Windows キー を押して terminal と入力 → Windows Terminal が候補に表示されれば成功です。
方法 1b:PowerShell コマンドで一発で作成する
GUI 操作が面倒な場合、PowerShell から以下のコマンドを実行すれば同じショートカットを作成できます。
PowerShell(管理者権限は不要)を開いて実行:
$ws = New-Object -ComObject WScript.Shell
$sc = $ws.CreateShortcut("$env:APPDATA\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Windows Terminal.lnk")
$sc.TargetPath = "$env:LOCALAPPDATA\Microsoft\WindowsApps\wt.exe"
$sc.Save()
WScript.Shellの COM オブジェクトを使って.lnkファイルを生成しています。エクスプローラーで手動作成したショートカットと同等のファイルが作られます。
ショートカットを削除したい場合は:
Remove-Item "$env:APPDATA\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Windows Terminal.lnk"
方法 2:Win + R で wt を使う(即席の回避策)
ショートカット追加が面倒な場合、Win + R → wt と入力して Enter でも Windows Terminal が起動します。IME の切り替えも不要です。
常用する場合はタスクバーにピン留めするのが最速ですが、検索から起動したい場合は方法 1 がベストです。
まとめ
- 日本語環境の Windows 11 ではストアアプリ名がローカライズされ「ターミナル」になるため “terminal” 検索がヒットしない
- スタートメニューの Programs フォルダに英語名のショートカットを追加するのが最もシンプルな解決策
- 即席の回避策として
Win + R→wtも有効
この設定をしてからは、英語のまま terminal と入力して Windows Terminal を起動できるようになり、快適に使えています。日本語環境で同じ問題に悩んでいる方はぜひ試してみてください!
関連記事 Related Posts
Windows に Coreutils を入れてみた Windows に Coreutils を入れてみた
winget で Microsoft の GNU Coreutils を Windows にインストールし、PowerShell から cat や rm などの Unix コマンドを使えるようにする手順を紹介します。 winget で Microsoft の GNU Coreutils を Windows にインストールし、PowerShell から cat や rm などの Unix コマンドを使えるようにする手順を紹介します。
WSLからホストのローカルLLMを使う方法を調べて、やめた WSLからホストのローカルLLMを使う方法を調べて、やめた
WSL上の開発でWindowsホストのローカルLLMをレビュアーとして使いたい。経路は2つあり、どちらも実現はできます。ただし片方は安全性を、もう片方は信頼性を差し出す必要があったので見送りました。その判断の記録です。 WSL上の開発でWindowsホストのローカルLLMをレビュアーとして使いたい。経路は2つあり、どちらも実現はできます。ただし片方は安全性を、もう片方は信頼性を差し出す必要があったので見送りました。その判断の記録です。
Ryzen AI PCのローカルLLMを7倍速くした話(llama.cpp + Vulkan + Qwen) Ryzen AI PCのローカルLLMを7倍速くした話(llama.cpp + Vulkan + Qwen)
まっさらにしたRyzen AI 9 HX 370機に、llama.cppとVulkanでローカルLLM環境を作り直しました。CPU推論から約7倍。最新モデルを選んで失敗した話と、ファイルが大きいほうが速いという実測結果をまとめます。 まっさらにしたRyzen AI 9 HX 370機に、llama.cppとVulkanでローカルLLM環境を作り直しました。CPU推論から約7倍。最新モデルを選んで失敗した話と、ファイルが大きいほうが速いという実測結果をまとめます。